【専門家が解説】元気に育つゴムの木の選び方
厚みがある艶やかな葉っぱと生命力溢れる枝ぶりが魅力的なゴムの木。自宅のインテリアグリーンとして購入を検討している方も多いのではないでしょうか?しかし、いざ購入するとなると、選び方のポイントに悩んでしまうものです。
そこで今回はゴムの木の選び方について3つのポイントを解説します。購入を失敗したくない方にとって役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
失敗しない!ゴムの木の選び方3つのポイント
ゴムの木は、インドやミャンマーなどの東南アジアやブラジルをはじめとした南米地域を原産とする観葉植物です。
楕円形の厚みのある葉には艶があり、葉脈がくっきりと刻まれています。やや太めの幹は株ごとにシルエットが異なり、観葉植物らしい個性的な魅力を楽しめます。
またゴムの木はフィカス属に分類される観葉植物ですが、その仲間は温帯や熱帯地域を中心に約800種類が分布。多彩な種類が流通しているため、自分の好みにあった株を探すのも、ゴムの木の楽しみ方の一つです。
そんな魅力あふれるゴムの木を「自宅で育てたい」という方も多いですが、初めて購入する際に悩むのが選び方です。さっそく、失敗しないゴムの木の選び方について、ポイントを見ていきましょう。
1.葉のツヤや幹の状態で選ぶ
1つ目のポイントは購入する株の状態です。お店でゴムの木を購入するときは、できるだけ状態がよく元気が良い株を選ぶのがポイントとなります。具体的には、
- 葉の厚みやツヤが良い
- 幹や枝が、がっしりとして弱々しくない
- 新芽がよくついている
2.見た目の好みで選ぶ
2つ目は見た目の好みです。せっかく観葉植物を購入するなら自分の好みの葉色や樹形の株を選んでみましょう。ゴムの木は種類が豊富なため、あなたが気に入る種類がきっと見つかるはずです。とくに葉の色合いや、模様のような斑(ふ)の入り具合、幹の曲がりなどは株ごとの個性が出やすい部分です。
例えば、フィカス・アルテシマはゴムの木の中でも定番の品種です。瑞々しい淡いグリーンの葉は縁の部分に斑が入っており、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。
またフィカス・ベンガレンシスは濃い目の葉色が特徴。幹はやや白っぽい繊細な色合いをしています。その他にもフィカス・バーガンディのように葉色がやや赤黒く光沢が映える種類も人気です。
関連記事:見つけたらラッキー!斑入りのゴムの木とは?
3.置き場所や生育環境で選ぶ
ゴムの木を選ぶ際は、置き場所や生育環境も参考にしましょう。具体的には、ゴムの木が元気の育つ場所に置くことを前提にサイズを選んでいきます。
まず、ゴムの木は温暖で明るい環境を好みます。直射日光など明るい場所を好みますので、暗い場所で育てると葉のツヤが悪くなってしまいます。
置き場所を選ぶときは窓の近くなどを選ぶ必要があるため、あらかじめ置き場所のスペースを確認してサイズを選んであげましょう。どうしてもスペースが確保できず暗い場所で育てる場合は、定期的にベランダや庭に出して日光浴をさせると元気に育ちます。
またゴムの木の葉は乾燥に弱く、とくにエアコンの風は株を弱らせる原因になります。エアコンの風が直接当たらない場所を選ぶのが最適ですが、スペースが確保できないなら樹高が低いサイズの株を選び、エアコンの風が直接当たらないように風向を調節してあげるなど工夫をしてみましょう。
その際は定期的に葉の状態を確認して、乾燥気味なら霧吹きなどで葉水をして手入れをしてあげてください。
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今回は、ゴムの木を購入する際の選び方のポイントについて解説しました。ゴムの木を選ぶ際は、
- 葉のツヤや幹の状態
- 見た目の好み
- 置き場所や生育環境
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