観葉植物を置くとストレスが解消される?

なにかとストレスの多い現代社会、少しでも快適な環境づくりのために観葉植物を置いてみてはいかかでしょうか?観葉植物にはストレスを軽減してくれるさまざまな効果があります。
今回は、観葉植物のストレス軽減効果について、科学的な研究結果も交えながらご紹介します。

目次

観葉植物はストレス軽減に効果がある

観葉植物 ストレス樹形や色つき、葉っぱの形状など、個性溢れる多彩な種類が存在する観葉植物。ずっと見ていても飽きないですが、実は観葉植物にはストレス軽減効果があることをご存知でしょうか?
たしかに、観葉植物を側に置くことで、心が癒されるという声はよく聞かれますが、観葉植物のストレス軽減効果は科学的にも研究が進んでおり、説得力のある成果が多く報告されています。
では、具体的にどのようなストレス軽減効果があるのか見ていきましょう。

1.リラックス効果

1つ目は、リラックス効果です。
植物は、フィトンチッドと呼ばれる香り成分を放出しています。フィトンチッドはリラックス効果を引き出すことで知られており、森林浴などで気分が落ち着き開放感に包まれるのは、フィトンチッドの影響が理由の1つに挙げられます。観葉植物もフィトンチッドを放出しており、室内に置くことでリラックス効果を高め、ストレス軽減に繋げることができるでしょう。
また、豊橋技術科学大学の名誉教授、松本博氏の研究チームでは、植物をオフィスや住宅に置くことで快適性や生産性を向上させる「グリーンアメニティ」に関する研究結果を発表しています。同研究では、人の視界に占める観葉植物の割合『緑視率』に注目。緑視率が高い(緑の植物が多い)環境ほど、心理的ストレスや生理的ストレスが低く、リラックス効果が期待できることが報告されています。
【参考文献】
>フィトンチッドについておしえてください。
>観葉植物のグリーンアメニティ効果に関する研究

2.空気清浄効果

2つ目は、空気清浄効果です。
近年の研究結果で、二酸化炭素が多い環境では作業効率が低くなり、集中力が散漫になる他、ストレスが過多になる傾向が報告されています。観葉植物は、二酸化炭素を吸収し酸素を放出する光合成を行いますが、植物が多い環境は二酸化炭素の濃度を下げ、集中力散漫やストレス過多を抑制する効果が期待できます。
また、観葉植物は空気清浄効果が高いことで知られており、サンスベリアからは副交感神経の働きを助けるマイナスイオンが放出されています。この他にも、植物にはホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質を除去する働きがあり、室内の空気環境を良好に保ってくれます。
【参考文献】
>観葉植物のグリーンアメニティ効果の実証と室内環境デザインへの応用

3.目の疲労軽減効果

3つ目は、目の疲労軽減効果です。
スマートフォンやパソコンを使用することが増えた現代では、目の疲れを感じる人も多いのではないでしょうか。目の疲れはストレスを感じやすい要素として知られていますが、観葉植物の緑色を見ることで、目の疲れが軽減されるという研究結果が報告されています。
目の疲れを判断する指標の1つにフリッカー値が挙げられますが、同研究ではパソコンでの作業後に、植物を見た場合と見なかった場合のフリッカー値を比較。その結果、植物を見た被験者のフリッカー値が低下することが分かりました。つまり、観葉植物の緑を見ることで目の疲労が軽減されるということ。
また、室内に観葉植物があると自然と視線が植物に向くことで、パソコンやスマホの画面を長時間眺める際の休息時間を設けることができます。
【参考文献】
>観葉植物のグリーンアメニティ効果の実証と室内環境デザインへの応用

観葉植物を置いてストレスの少ない生活を

今回は、観葉植物のストレス軽減効果についてご紹介しました。
観葉植物にはストレスを軽減するリラックス効果や空気清浄効果、目の疲労軽減効果などがあり、関連する専門的な研究成果も報告されています。なにかとストレスの多い現代ですが、お部屋にお気に入りの観葉植物を置くことで、ストレスの少ない快適な生活をおくってみてはいかかでしょうか。
APEGOなら豊富な種類の中から、お好みの観葉植物をお選びいただけます。写真現物の商品をご自宅まで届けしますので、お気に入りの一株をごゆっくりお探しください。