ブルックリンインテリアと相性の良い観葉植物をご紹介
今回は、ブルックリンスタイルのインテリアにおすすめな観葉植物を4つご紹介します。
目次
ブルックリンインテリアと相性抜群の観葉植物4選
ブルックリンスタイルとは、アメリカ・NYのブルックリン地区を発祥とするインテリアスタイルです。
ブルックリン地区は同じNYの高級住宅街・マンハッタンとは対照的な、工場や倉庫が立ち並ぶ工業地帯です。
そのため、古くからある工場や倉庫、アパートをリノベーションした独自の文化が息づいており、コンクリートが剝き出しの壁や、工場のワンフロアを活用した仕切りのない部屋、パイプや建築の基礎をあえて残すといった無骨なインテリアが特徴です。
空間を大胆に活用してインテリアを築くクリエイティブな姿勢が2000年代から注目を集め、いまでは人気のインテリアスタイルとして定着しました。
このインテリアの中でも重要な役割を果たすのが、観葉植物です。倉庫やコンクリートといったシンプルながらどこか冷たさの残る部屋のなかで、観葉植物のみずみずしい緑はひときわ存在感を発揮します。
では、ブルックリンインテリアにおすすめな観葉植物をご紹介していきましょう。
1.サンスベリア
まずご紹介するのが観葉植物のなかでも定番の種類、サンスベリアです。サンスベリアは剣のように鋭く伸びる、縦長の樹形が特徴。洗練された雰囲気はブルックリンスタイルのインテリアによく似合います。
メキシコを原産地とするサンスベリアは、日当たりのよい乾燥した場所に自生しています。そのため日の当たり具合が成長のポイントで、明るく温かい場所に置くと元気に育ちます。あまり日当たりが良くない場所で育てると、葉の色づきが悪くなり軟弱な株に育ってしまうため、明るい環境づくりを意識しましょう。
一点注意したいのが、夏場の直射日光を避けるということ。日光が好きなサンスベリアでも、夏場の強い日差しは刺激が強く、葉焼けの原因になります。レースのカーテン越しや半日陰に置くなどして当たり具合を調整しましょう。
水やりは土の表面が乾いたタイミングでたっぷり与えます。10月ごろからは成長が鈍くなるので徐々に水やりの頻度を減らし、乾燥気味にしてあげましょう。もっとも寒い冬の季節は月に1回程度でも大丈夫です。
2.エバーフレッシュ
続いてご紹介するのが、エバーフレッシュです。
エバーフレッシュはしなやかな樹形と、小さな葉が密集した涼し気な姿が特徴の観葉植物です。どこか繊細でスタイリッシュな雰囲気は、ブルックリンスタイルのインテリアと相性が良く、夜になると葉を閉じて眠るような姿をみせる「就眠運動」も人気のポイントとなっています。
熱帯アジアや中南米を原産としており、日当たりの良い環境を好みます。置き場所を選ぶ際は明るい環境を選んであげましょう。一方で、夏場の直射日光は刺激が強いため、注意が必要です。とくに屋内からいきなり夏の直射日光に当てると大きなダメージを受けて株が弱ってしまいます。
水やりは季節によって変化をつけるようにしましょう。春~秋にかけての成長期は土の表面が乾いたタイミングで与えます。冬は水やりの間隔を伸ばすようにし、土の表面が乾いてから数日後に水を与える程度を目安にしましょう。
エバーフレッシュは就眠運動をするとご紹介しましたが、昼間でも夜のように葉を閉じた状態が続くのは水不足のサインです。水やりをきちんとおこなうのと合わせて、霧吹きなどで葉水をするなどしてあげましょう。
3.ドラセナ
ドラセナはやや鋭く尖った葉の形状が特徴の観葉植物です。
スラリと伸びた幹の先に花火のように放射状に葉が広がり、立体的な存在感を楽しむことができます。おしゃれな観葉植物として人気ですが、ブルックリンスタイルのインテリアにもしっかり馴染んでくれるでしょう。
ドラセナは葉の模様や色合い、幹の太さなどによってさまざまな種類がありますが、基本的な育て方はどれも一緒です。
まず、アジアやアフリカといった温暖な地域を原産とするため、日当たりが良い環境を好みます。光線が不足すると、徒長したり葉色が悪くなることから、できるだけ明るい環境を選ぶようにしましょう。
夏場の直射日光だけは葉焼けの原因になるため、半日陰やレースのカーテン越しにするなど、日の当たり具合を調節してください。
水は土の表面が乾いたタイミングで与えます。冬場は過湿状態になると根腐れを起こすため、土が乾いてから数日後を水やりの目安にします。やや乾燥気味に育てるようなイメージで大丈夫です。
4.ストレチアレギネ
最後にご紹介するのが、ストレチアレギネです。
ストレチアレギネは別名「極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)」とも呼ばれる観葉植物で、スラリと伸びた幹の先に、大ぶりな楕円形の葉をつけた姿が印象的です。成長期にはオレンジの花を咲かせることで知られており、その美しい姿がまるで極楽鳥のように見えることから「極楽鳥花」と名付けられました。
花が咲かない状態でも存在感があり、縦長に伸びる樹形はスタイリッシュでブルックリンスタイルにもぴったりです。
乾燥に強い性質があるため、水やりは土の表面が乾いたタイミングでたっぷり与えてあげましょう。日当たりは直射日光でなくても大丈夫ですが、あまり暗い場所に置いておくと成長が鈍く、花が咲かない原因になります。
屋内の暗い場所しか置き場所がないなら、定期的にベランダや庭で日光浴をさせてあげましょう。
また、風通しの良い環境を好むため、置き場所がジメジメした環境にならないよう風の通り道に置くとよいでしょう。
ブルックリンスタイルのなかで存在感を発揮する観葉植物
ブルックリンインテリアは、アメリカ・NYを発祥とするインテリアのスタイルです。古くからの工業都市の建物をリノベーションしたクリエイティブな雰囲気が特徴で、無骨で芯の通ったスタイルが人気を集めています。
このなかで観葉植物はみずみずしい緑色がひときわ存在感を発揮し、人気のインテリアアイテムとして選ばれています。
APEGOでは、専門店ならではの豊富な種類の観葉植物を取り扱っています。商品はすべて写真現物の一点ものなので、気に入った樹形や色合いの商品をお届けいたします。
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