なぜ陶器鉢に植え替えてるの?

APEGOではほとんどの植物をプラスチックの鉢の状態で仕入れています。でも販売する際は陶器鉢に植え替えて販売しています。


理由はいろいろとありますが、その理由を下記で説明をさせていただきます。

1・単純に植え替えた方がかわいいから

プラスチックの鉢だと転倒しやすいことを解説した画像

プラスチック鉢のまま販売してもいいのですが、特にミニサイズの植物はかわいい鉢に植え替えることでグッとかわいさが増し増しです。

上記のような個性的な枝ぶりの物は軽量なプラスチック鉢だと枝の重みで倒れてしまいますので、下記のようなどっしりとした陶器の鉢に植え替えます。

陶器鉢に植えると転倒しにくくなることを解説した画像

これで安心して育てることができますね♪

2・植え替えが難しいから

植え替えが難しい種類の観葉植物の画像

お客様によっては自分でお気に入りの鉢に植え替えたいという方もいらっしゃいます。それも育てる楽しみの一つだと思いますが、サボテンや多肉植物は根の張りが甘く、植え替える時に根が切れてしまうこともあります。


お客様にそんな失敗をしてほしくないから、APEGOではきちんと植え替えて養生してからサイトに掲載をします。

3・え?どうやって植え替えたらいいの?ってことがあるから

植え替えが難しい状態を解説した画像

大きいの植物などの場合、鉢の底から太い根が出てきていることがよくあります。こんな根が出ている時は鉢から抜くことはできませんので、プラ鉢を切断する必要があります。これがなかなか大変で私どもでも一苦労です。

4・そのままだと倒れるから。

真っすぐ植わっていない観葉植物の例を記載した画像

プラスチック鉢で入荷する場合、真っすぐ真ん中に植わっているとは限りません。鉢の端の方に植わっていたり、斜めに傾いていたり…。

そのままでは転倒の恐れもあるので、きちんと真っすぐ真ん中に植えてあげる必要があります。

5・一般家庭に適した土を変えるため

APEGOで使用している一般家庭でも育てられる土の画像

最後は土を変えるためです。生産者さんが栽培している環境は温室なので、冬でも暖かく湿度が高いです。植物にとってとても良い環境で生産をされているので、植物はぐんぐんと生長します。

細かな話をすると長くなりますので、ここでは話しませんが、その土のままで一般家庭の環境で育てるとうまく育たないことが多々あります。特に冬はうまく育ちません。

APEGOでお付き合いをさせていただいている生産者さんの土はとても良い土を使われているので例外ですが、たまにとても重たくて水持ちがよすぎる土で育てられた植物を仕入れることがあります。

そのような土は取り除き、APEGOでブレンドした土に植え替えます。こうすることで一般家庭でもしっかりと生長できるようになります。

最後に…

APEGOは2006年の創業から、植物を適した鉢に植え替えて販売をしてきました。今までどれくらいの数の植物を植え替えてきたか数えていませんが、1ヶ月に200鉢と仮定して×12カ月×18年=43.200鉢を植え替えてきましたが、それでもたまに失敗します。そしてすごく後悔します。

お客様にそんな後悔をしてほしくないから、APEGOでは植え替えた状態ですぐに飾って楽しんでいただけるように植え替えることにこだわっています。

どうぞこだわりが詰まった植物をご覧いただければ幸いです。