入荷してから販売するまでにしていること
今回は植物を市場から仕入れて販売するまで、APEGOがどのようなこだわりを持って植物を植え替えているかお伝えしようと思います。
仕入れた日はぐったりしています
産地から市場にトラックで入荷してその植物をAPEGOが仕入れますが、産地から出荷→APEGOが仕入れるまでに2日~最大4日かかります。
植物が暗いトラックに揺られて運ばれてきますので、ある程度のケアが必要です。入荷したての植物は長旅の疲れで葉に張りがありません。
入荷したての植物はこのように葉に張りがなく何となくギュッと押さえつけられてたんだろうな…と想像ができます。このままだと販売することができませんので、APEGOではここでひと手間加えます。
湿度の高い温室に入れる
入荷した植物の葉がしなしなになっているのはトラックの中でぎゅうぎゅうに押さえつけられたためです。葉を水でびしゃびしゃにして湿度を加えて張りが出るようにしてあげるとシャキッとします。
葉の向きが均一になるように南向きに置く
どの向きに置くかが意外と重要でして、トラックの中でぎゅうぎゅう詰めでやってきた植物は葉っぱがあっちこっち向いてしまって美しさがありません。
四方八方にを向いた葉を均一な方向に向けるためには一日で最も長く日が当たる方向である南向きに樹形の正面を向けることできれいな樹形に仕上がります。
通常より倍に薄めた液体肥料を葉の表裏に散布
葉の萎れがひどい場合は液体肥料を規定の倍(通常が1000倍なら2000倍)に薄めたものを霧吹きなどで葉の表裏に散布します。
植物は葉からも養分を吸収しますので、葉がピンっと美しい状態に戻ります。
仕入れから1週間経つと
仕入れから1週間が経つとすべての葉がキレイにシャキッとなります。APEGOではこの状態になって初めて植え替えをして写真撮影をします。
ココがこだわりポイント
トラックのなかで葉が押さえつけられて葉がおかしな方向を向いています。
これをシャキッとなるまで養生をします。ここまで1週間以上かかりますが、そこまで養生するのもAPEGOのこだわりです。
枝も仕入れた当日はおかしな方向を向いていることが多いです。
枝もピンっと真っすぐになるまで養生させます。こうすることで美しい樹形になるんです。APEGOでは温室で美しい形になるまで妥協をしません!
APEGOはトコトンこだわります
APEGOではこのように仕入れたものをすぐに植え替えるのではなく、しっかりと本来の美しい樹形に仕立て直してから植え替えて撮影をしています。
今回はウンベラータのこだわりについて説明しましたが、この方法は植物によって異なり、それぞれの特性に合わせた仕立て直し方をしています。
ネットショップでは実際に実物を見ることができない分、ご購入いただいたお客様に写真以上のものをお届けすることを目標に努めております。
一人でも多くの方にAPEGOのこだわりを知っていただけると幸いです。