モンステラの植え替え方法について
鮮やかな緑とユニークな葉が魅力で、観葉植物の王様と言ってもよいほど大人気のモンステラ。元気に育てるポイントは、上手に栽培の管理をしてあげること。その1つが植え替えになります。
今回は、モンステラの植え替え方法をご紹介します!
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モンステラの植え替えの目安は?
モンステラを何年も同じ大きさの鉢で育てていると、成長とともに鉢の中で根が詰まっていき、水はけが悪くなって“生育不良”になります。
そのため、一回り大きい鉢へ植え替えたり、育てやすい大きさに合わせて切り戻しや、株分けで大きさを維持するなどの管理が重要です。
植え替えのタイミング
モンステラの植え替え周期の目安は、2~3年に1度のペースで鉢底の様子を見ながら、底から根が出て根詰まりしたら植え替えます。
また、下葉が枯れてくるのは根詰まりや株の老化が原因なので、一回り大きい鉢に植え替えたほうが良いでしょう。下葉が落ちた株や、樹形が乱れてきた株がある場合には、ひもなどで幹を固定して樹形を整えてから植え替えましょう。
植え替えの最適期
5月~7月頃の高温多湿期が、モンステラの植え替えをするのに適しています。高温多湿期になると、モンステラの生育が旺盛になるので、多少根を傷めてしまっても回復が早くなる時期です。モンステラの植え替え方法
モンステラを植え替える際には、以下の方法で行います。植え替え方法1.用土を準備する
モンステラは、市販されている観葉植物用の土で十分です。自作ブレンドする時は、赤玉土(小粒)6に対し、パーライト1、ピートモス3の割合で混ぜるのが良いでしょう。植え替え方法2.株を整える
古い鉢から、モンステラの株を抜きます。根が詰まっていてなかなか抜けない時は、鉢を叩いて引き抜きます。
抜いた株は、根を傷めないように周りの古い土を一回り落として、根の下をほぐすように崩しながら、古い土を1/3程落とします。腐ったり傷んだ根などは、切り落すなどして少し整えます。
植え替え方法3.鉢へ植え付ける
植え替え用の一回り大きな、底に穴が開いた鉢へモンステラを植え付けましょう。水はけと通気性を良くするために、鉢の1/5程度に鉢底石を敷きます。
観葉植物用の土か自作の土を少し入れて、真ん中にモンステラを置いて高さを見ます。
鉢の縁より少し低くなるようにして、位置が決まれば周りから土を少しずつ入れていきます。
土の表面が鉢より1~2cm低くなるように土を入れてならし、植え終わったら水をたっぷり与えましょう。
植え替え方法4.植え付け後の管理
モンステラの植え替え後は、2~3週間は風通しの良い日陰に置いて管理します。鉢土の表面が乾いたら、鉢底に水が出るまでたっぷり与えます。
鉢皿に水をためたままにしないように、注意しましょう。
施肥時期は9月までですが、植え替え後2週間は肥料を与えないようにします。もし9月にモンステラを植え替えた場合は、来年から与えるようにしてください。
また、植え替え直後は、株も不安定で回復を待つ時期なので、負担を減らすために日陰で管理するようにしましょう。カーテン越しでも、日に当てるのは避けたほうがいいです
正しく植え替えて理想的なモンステラを育てよう!
モンステラは丈夫で育てやすいので人気の観葉植物ですが、管理には気をつけましょう。成長し過ぎたり、間延びして貧弱に育ったりすると、乱れた株の切り戻しや植え替えなど、育てる人にも負担が大きくなりますので、定期的に植え替えをして理想的なモンステラを育てましょう。
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