モンステラの挿し木の方法を教えます!

モンステラは初夏から夏にかけてものすごい勢いで生長する植物です。環境が良ければ1カ月で2枚も新葉が出ることもあります。そんな生長力が旺盛なモンステラは大きくなりすぎたらカットして挿し木をしてあげましょう!

挿し木とは、比較的簡単な繁殖法の一種で、親木となる植物の一部(枝・葉・根)をとり、土や水に挿して切り口から発根させて増やす方法です。

今回は、簡単に増やせてどんなお部屋もスタイリッシュにしてくれる、インテリア性抜群の観葉植物「モンステラ」の挿し木の方法について、ご紹介します。

挿し木を行う際のポイント

モンステラをカットした枝は挿し木に利用できるので、カットした際に捨てずに挿し木をして増やしましょう。モンステラは、気温20度くらいが適温なので、5月~6月ごろに挿し木をすると成功の確率が高くなります。

他の植物でも同じですが、親木となる植物自体が元気な状態で挿し木するのが、失敗も少なくなりますので、モンステラから新芽が出ているなど活力ある状態の時がベストです。

モンステラの挿し木の仕方

モンステラは、以下の方法で挿し木を行います。

挿し木の仕方1.挿し穂をつくる

モンステラの挿し穂の作り方を解説した画像

挿し穂とは、挿し木にするために適当な大きさに切った枝のことです。モンステラの葉の付いた元気な茎、2~3節分くらいを挿し穂にします。上の葉を1、2枚残した状態でOKです。

上記の画像のように気根が出ている場合は気根の下でカットして気根も土に植えてあげると成功率がグッと上がります。

挿し木の仕方2.挿し穂を鉢に植える

鉢底に軽石を敷いて水はけを良くした状態で赤玉土をメインにした清潔な土で植え込みます。その際に気根も一緒に土に植え込んでください。

鉢の大きさは挿し穂の大きさにもよりますが、風で転倒しないようなバランスで選んでください。挿し木をしたばかりのモンステラは根がないので、倒れやすくなります。
倒れたり根本がぐらぐらすると発根が悪くなりますので、支柱などで支えてあげましょう。

モンステラの植え替え方法についてはこちらを参考にしてください。

挿し木の仕方3.日陰で管理

植え付け後1週間くらいは日陰に置いて管理します。1ヶ月ほどで新芽が伸びだして発根しますので、十分発根するのを待ちます。

この時の注意点は水やりです。挿し木したばかりのモンステラは根がないため、うまく水を吸収できませんので。土が乾かないようにこまめに水やりをしてください。

挿し木の仕方4.経過を見守る

モンステラの挿し木後の生長を解説した画像

挿し木をしてから1~2ヶ月で新葉が展開してきます。そうなったらもう安心です。支柱を外してもぐらぐらしていなければ根がしっかりと張っている証拠なので、支柱を外しましょう。

モンステラの親木の生長を解説した画像

カットして挿し穂を作った後、カットした親木はどうなっているのかというと、上記の画像のようにカットした場所から複数の新芽が出てきます。

親木もここから新葉がたくさん出てきて立派に生長します!

モンステラの詳しい育て方はこちらの記事を参考にしてください。

モンステラの扱い方の注意ポイント

モンステラの茎には「蓚酸(しゅうさん)カルシウム」という毒性のある成分が含まれていて、茎を折ったり、傷ついたときに出る樹液で皮膚が被れたり、粘膜につくと炎症を引き起こすことも。

ペットを飼われているお宅でしたら、犬や猫が誤って口にしないよう注意してください。挿し木や切り戻しなどの作業で出たつるなどの始末には、特に注意が必要です。

インテリア性抜群!贈り物にはモンステラ

モンステラは簡単に増やすことができるので、好きな大きさのモンステラをたくさん増やして、お部屋のいろんなところに飾ってインテリアとして楽しんでみてはいかがですか。
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