モンステラの育て方

一度見たら忘れられない個性的な葉を持つモンステラは、その名前は知らなくても観葉植物に興味のある人なら、みんなが知っている1番有名な観葉植物といってもよいでしょう。

そんなモンステラは暑さに強く室内でも丈夫に育つので、初心者の方にもおすすめの観葉植物です。

今回はモンステラの育て方について、これさえ注意すれば簡単に育てられる4つのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。

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モンステラの育て方1.管理方法

比較的育てやすい分類に分けられるモンステラですが、モンステラが快適に感じる温度や日当たりや置き場所について知っているだけで、より元気に長く育てることができます。

温度

モンステラを育てるための気温についての説明モンステラは熱帯地域のジャングルが原産であるため、暑さには強いのですが、冬の寒さにはやや弱いので、最低気温が5度以下にならない場所で管理してください。

戸外の気温が12度以上の季節であれば戸外に出しっぱなしでも枯れませんが、12度以下の季節はモンステラを室内へ入れた方が元気いっぱいの姿を保つことができます。寒い冬の間は戸外に出さないように注意してください。

日当たり・置き場所

モンステラの季節別の置き場所の説明春から秋にかけては日当たりの良い場所で育ててください。しかし8月~9月の人間の肌でも日焼けをするような季節に直射日光に当てるとモンステラの葉が、葉焼けによる変色などを起こして傷んでしまいますので、注意が必要です。

8月~9月は午前中のみ直射日光が当たる場所や、終日明るい日陰で管理しましょう!モンステラは耐陰性と言って、日陰に耐える力が強い観葉植物ではありますが、あまりに暗い場所だと間延びして貧弱に育つので、できれば室内の日当たりの良いカーテン越しの窓辺などに置くのが良いでしょう。

もしそのような明るい場所に置けない場合は、週に1~2回でも大丈夫なので、日当たりの良い場所で日光浴をさせてあげましょう。

冬はほとんど生長しないため、無理に戸外に出して日光浴をさせる必要はありません。冬は日光浴よりも気温を保つことを優先しましょう!

モンステラの育て方2.基本的な水やり方法

モンステラの水やりの量の解説モンステラへの水やりの基本として最も重要なのは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るくらいたっぷり与えることです。鉢底からしみ出る程度与えないと、鉢中の土全体に水が行き渡りません。
モンステラの水やりの効果の説明また、水やりには新鮮な空気を鉢中に取り込み、鉢中の古い空気を外に押し出すという効果もあります。

土中に古いガスが溜まると根がうまく呼吸できなくなり、根腐れの原因にもなりますので、注意が必要です。また水やりの後、鉢皿に水を溜めたままにしないようにしましょう。
モンステラの葉水の重要性の説明また、特に冬は空気が乾燥するので、葉のふちが乾燥して傷みがちになります。毎日ではなくとも週に1~2回程度は霧吹きなどで葉水も与えるようにしましょう。

葉っぱの裏にも水をかけることにより、乾燥から葉を守ることができますので、病害虫などの予防にもなります。葉水をする際の重要なポイントとして、夏は涼しい朝夕に、冬は暖かい日中に行ってください。

春から夏の水やり

モンステラの土の乾き具合の説明モンステラはとても根が太い植物なので、乾燥に強い植物です。しかし生長期の春から夏は水をぐんぐん吸い上げますので、土もよく乾きます。土の乾き具合を見ながら、上記画像のAの状態になったらすぐに与えましょう!

夏の終わりから秋の水やり

10月に入って朝晩が涼しくなると夏までの土の乾く速度が嘘のように土が乾きにくくなります。

土が乾きにくくなっているのに夏と同じペースで水やりをすると土の中が過湿になって根腐れの原因となります。土の表面がAのように乾いて、しばらくしてからでも十分間に合います。

冬の水やり

モンステラは11月から2月まではほとんど成長しません。そのため水もほとんど消費しないので、土の表面がAのように乾いて2~3日経過してから水を与えるようにしましょう。
水のやり過ぎは根腐れの原因となりますので、注意してください。

モンステラの育て方3.最適な植え替え時季

モンステラを植え替える場合のPOTの大きさの解説モンステラは生育が旺盛な植物のため生長期には、どんどんと新芽が出て大きくなります。そのためPOTとのバランスが悪くなってしまったり、鉢底から根が出てきて根詰まりぎみになったら植え替えが必要になります。

環境にもよりますが、3年から4年に1回を目安に、植え替えをしましょう!時季は暖かい4月~7月頃に行うのがいいでしょう。

また、植え替えの時は今のPOTより一回り(直径3cmほど)大きなPOTに植え替えましょう。

モンステラの育て方4.肥料の与え方

モンステラに最適な肥料の説明肥料はモンステラの生育期である3月~10月に1ヶ月に1回の間隔で固形肥料、2週間に1回の間隔で液体肥料を与えます。

APEGOでは固形肥料は「㈱花ごころ グリーンそだちEX」、液体肥料は「ハイポネクス社 専用液肥 ―観葉植物―」をおすすめしています。

冬でも室温が常時15度以上あるような環境を除き、基本的に冬は肥料を与えません。

暑さにも日陰にも強く育てやすいモンステラ

大きな切れ込みや穴があいた葉が魅力のモンステラは、モダンな部屋にもアジアンな部屋にも相性がよくて、インテリア性抜群の観葉植物です。

日陰にも割りと強く、丈夫で育てやすいモンステラは、初心者の方にもおすすめです。

APEGOでは豊富なサイズ展開で、お客様のお部屋にぴったりのモンステラが見つかるはずです。APEGOのモンステラを一度ご覧になってください。

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