観葉植物の春から夏にかけて気をつけるポイントは?

観葉植物にとって、春から夏はとくに元気に育つ季節です。しかし成長期にも関わらず「自宅の観葉植物がいまひとつ元気がない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、春から夏の季節にかけて、観葉植物を元気に育てるためのポイントを解説します。大切な植物にとって快適な環境を用意できるよう、ポイントを確認していきましょう。

目次

春から夏、観葉植物の育て方のポイントは3つ

春から夏にかけての季節は、多くの観葉植物にとって成長期にあたります。この時期は新芽が次々と生え、枝も大きく伸びるなど目に見えて植物の成長を楽しむことができます。
しかし、成長期だからといって植物にとってよくない育て方をしていると、元気をなくしたり枯れてしまう原因にもなりかねません。そこで、春から夏にかけては、次の3つのポイントを押さえることを意識してみましょう。

ポイント1.水やり

水やり1つ目のポイントは水やりです。
春から夏にかけては気温が高くなり、水が蒸発するスピードも早くなります。うっかり水やりを忘れてしまうと、水不足になるため細めに水を与えるようにしましょう。水やりは土の表面が乾燥したタイミングが目安です。水不足を心配するあまり、水をやり過ぎてしまうと土が常時湿ってしまい根や茎が腐ってしまうため、状態をよく観察しておくのがポイントです。
また、気温がより高くなる夏場の季節は水やりをする時間帯にも注意しましょう。日中の暑い時間に水やりをすると、水が茹だってしまい観葉植物に負担がかかります。早朝や夕方の涼しい時間帯を選ぶのがおすすめです。とくに夏場の暑さが厳しい時期は早朝でも気温が高くなるため、夕方の涼しい時間帯がベストでしょう。
【さらにワンポイント!】
夏場は水やりの頻度が多くなりますが、定期的に受け皿の水をチェックしておきましょう。受け皿に水が溜まってしまうと、土が湿って根腐れをおこす原因にもなります。太陽光で土の表面が乾燥しても、受け皿付近が湿ったままといったケースも少なくありません。土の状態を良好に保つために、受け皿の水は捨てるようにしましょう。ボウフラなどの虫の発生を予防する効果もあります。

ポイント2.日当たり

日当たり2つ目のポイントは日当たりです。
観葉植物は基本的に日当たりのよい環境を好みます。可能であれば、明るい場所で育てるのが最適です。一方で注意したいのが、直射日光。太陽の日が直接葉にあたると、葉焼けの原因となり色付きや成長が悪くなってしまいます。とくに夏場の直射日光はダメージが大きいため、置き場所を移動させるなどして直射日光から守ってあげましょう。
また、水やりや葉水をした際に太陽光が強いと、水滴がレンズのような役目をはたしてしまい葉焼けの原因にもなります。ポイント1の「水やり」でも触れたように、春から夏の季節は水やりをする時間帯も工夫してあげましょう。
【もうワンポイント!】
すだれやシェード、カーテンなどを日よけに利用するのも効果的です。日中の日差しが厳しい時間帯は、すだれやシェードなどを使い植物を直射日光から守ってあげます。日が弱ってきたら日よけを外すなどして、時間帯により上手に調整してあげましょう。とくにサイズの大きい観葉植物は移動させるのも一苦労です。最適な方法を見つけることで、お手入れの手間を省いてあげましょう。

ポイント3.置き場所

置き場所3つ目のポイントは置き場所です。
夏場に室内で観葉植物を育てる際はエアコンの風に注意しなければなりません。暑い部屋のなかで急に冷たいエアコンの風があたると、寒暖差が激しくなり植物に負担がかかってしまいます。風が直接当たると葉が乾燥する原因ともなるため、置き場所や風向を確認しておくようにしましょう。
また、夏場は湿度が高くなり熱がこもりやすくなることから、風通しのよい場所を置き場所に選ぶのがおすすめです。スペースの問題で風通しが悪い場所で育てる場合は、定期的にベランダや庭に移動させて、新鮮な空気を吸わせてあげてください。
窓の近くは風通しがよいですが、このときも直射日光には十分気を配りましょう。ガラス越しでも直射日光は植物にダメージを与えます。窓際から少し距離を置くなどしておくと、安心です。
【さらにワンポイント!】
観葉植物は種類によって好みの温度や湿度に違いがあります。個体ごとに最適な環境を整えるなら、温度計や湿度計があると便利でしょう。エアコンのある部屋でも、風当たりの有無で温度にも違いが出てきます。場所ごとの特徴を温度や湿度で客観的に理解できれば、より元気に植物を育てることができるでしょう。

APEGOならお気に入り観葉植物が見つかる

今回は、観葉植物を春から夏に育てる場合のポイントについてご紹介しました。春から夏の季節は植物にとって成長期となりますが、元気に育てるには押さえておきたいポイントがあります。具体的には、1)水やり、2)日当たり、3)置き場所、が大切となるため、しっかりポイントを確認しておきましょう。
APEGOでは、一点ものの観葉植物を取り扱っています。植物の育て方に関する情報もご紹介していますので、気になるポイントがあればお気軽にお問い合わせください。