【初心者必見】パキラの簡単な剪定方法と育て方を伝授
成長が早いパキラは、剪定することが必要。「どこを剪定すればいいのかわからない」とお悩みの方も多いでしょう。
今回は、剪定の時期や方法についてご紹介します。剪定により、病害虫からも防ぐことができます。
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観葉植物を剪定する効果
剪定とは、枝を切り、形を整えること。そうすることで、樹形が整い、バランスがよくなります。それだけではなく、風通しがよくなることから、病害虫の繁殖を予防する効果もあるため、元気な観葉植物をキープするには、剪定が欠かせません。パキラの剪定のタイミングと適した時期
- 葉が増えて重なり、偏った葉の伸び方でバランスが悪い形に育った時
- 日光不足で弱々しくほっそり間延びした幹になってしまった時
剪定に適した時期は5月~7月
5月~9月の活発な時期であれば、いつでもかまいませんが、できたら5~7月の成長期に入り始めた頃が、剪定に適しています。
どんどん活発に育っていくこの時期は、切ってもすぐに芽が出やすく、形が早く整うことが見込まれます。また、剪定後に肥料を与えてケアすることもできるのでおすすめの時期と言えるでしょう。
冬場でも室内の暖かい場所においていれば、剪定をしてもかまいませんが、芽が出るのに少し時間がかかります。5℃まで気温が下がるような場所に置いている場合は、負担が大きくなるので剪定をしないほうがよいでしょう。
パキラの剪定方法を伝授!
剪定には、よく切れる剪定バサミを使用してください。切れないハサミで無理に押しつぶして切ると、そこから傷んでしまいます。枝葉の剪定
枝葉が脇から飛び出てバランスが悪い個所を切り落とし、葉と葉の間の風通しが良くなるように整えていきます。
パキラの新芽は切った場所の下から出てきますので、それを参考に芽の出したい場所をイメージしながら剪定していきます。
間延びしたパキラの剪定
木肌色の幹の上から伸びている、緑色の幹を思い切って切ります。幹には成長点と呼ばれる節がいくつかあり、そこから新芽が出てきますので、木肌色になっている幹の10cmほど上から先で好きな高さを決め、そこから近い成長点のすぐ上を切ります。この剪定は、ちょっと勇気がいりますが、やり直す気持ちで行いましょう。生命力の強いパキラは、多少短く切っても問題ありません。
切った枝で挿し木も可能
剪定した枝を挿し木にして株を増やすことができます。枝を10cm~20cmの長さに切り、切り口は斜めになるようにしましょう。湿らせた用土に1/2ほど差し、斜めに植えます。根が出るまで、明るい日陰で用土が乾かないように管理し、その後栽培用土に植え替えて育てます。
パキラの剪定と植え替え
鉢がいっぱいになり根が詰まってくると、土の中は酸欠状態になり十分な栄養がいきわたらず、やがて枯れてしまいます。
株が大きくなり、鉢と株のバランスが悪くなっているようなら、剪定した後、植え替えをします。
植え替えには、ひと回り大きな鉢を用意し、用土も新しいものを使いましょう。この時、根は傷つけないようにし、傷んでいる根があれば取り除いてあげます。
植え替えの適期
剪定と一緒に行わない場合でも、鉢がいっぱいになった場合は移し替えをしましょう。根や葉が活発に育つ成長期の5月~9月に合わせておこなうようにします。パキラの育て方は簡単!
剪定や植え替えなどは、なかなか日頃から行うことでないため、普段からのメンテナンス方法を覚えて、元気なパキラを育てましょう!パキラは日当たりの良い場所に置いて
比較的日陰でも支障ありませんが、暖かい日当たりのよい部屋がおすすめ。日陰に置く場合は、3~4時間程度、日光浴をさせましょう。水やりはたっぷりと
水やりは、下から水が出てくるまでたっぷりとあたえてください。受け皿にたまった水は根腐れの原因になりますので、必ず捨てましょう。「パキラの育て方とお手入れ方法」の記事もチェック!
まずは丈夫なパキラで剪定を覚えよう
パキラは強く、切り過ぎても芽が出やすいので、初心者の方でも安心して剪定ができます。
剪定は、風通しを良くさせて害虫を予防し、効率よく栄養がいきわたるようにする目的だけではなく、植物をすっきり生き生きとさせます。
自分の部屋あった枝ぶりを想像しながら楽しく剪定をして、愛着たっぷりなパキラを育ててみてください!
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