ウンベラータの挿し木 ~ポイントを徹底解説~
ハートのかたちをした葉が素敵なウンベラータは、実は挿し木で簡単に増やすことができる植物なんです。様々な植物がある中でもウンベラータは挿し木をしやすい分類になりますので、初心者の方にもおすすめ。既に育てている方も、今から育ててみたいという方にも役立つ、挿し木の方法やコツなどについて、まとめて紹介していきます。
ウンベラータの育て方特集
土の乾き具合に注意して、ウンベラータの様子をじっくり観察しながら、経過を見守りましょう。
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ウンベラータの挿し木で失敗させない5つのコツ
基本的にウンベラータは「挿し木」や「取り木」によって増やせます。取り木は手間がかかるため、初心者の方にはハードルが高いので、簡単な挿し木で増やすのが一般的です。今回は比較的簡単に増やすことができる、初心者の方にもおすすめの挿し木で、より失敗を少なくするコツなどのお話をしたいと思います。失敗させないコツその1.挿し木の最適期の見極め
最適な時季はいつなのか?ズバリウンベラータが最も生長する4月~6月がベストです!それともう一つ、挿し木で失敗しないコツは、なんといってもウンベラータが元気な状態であることが大切です。生長期で勢いよく伸びた力ある元気な枝を切って挿し穂を作りましょう!元気な挿し穂であれば挿し木の成功率もグッとあがります!!失敗させないコツその2.繊維を潰さないように枝をカット
よく切れるカッターやはさみで、先端から2節~3節分くらいの位置で繊維を潰さないようにカットします。カットするときの注意点として、切り口の繊維が潰れるとそこから腐ってしまう可能性があるのでよく切れるカッターやハサミでスパッときれいにカットしてください。失敗させないコツその3.挿し穂を発根させる
挿挿し穂とは、先の項目で説明したとおりですが、この挿し穂にもひと工夫必要です。ウンベラータは切り口から白い樹液が出ますが、樹液を洗わないと固まってしまい、切り口から水分を吸収する妨げとなります。切り口を綺麗に洗って、挿し穂の先が数センチ浸かる程度、水を入れた容器を用意して、その中に挿し穂を浸けて発根するのを待ちます。挿し穂の発根状態が観察できるように、容器は透明なものを用意するといいでしょう(ペットボトルを半分に切った容器でもOK)。
直射日光は避けて、室内の明るい場所に置いてください。
挿し穂は腐りやすいので、できれば2日1回はお水を入れ替えて、清潔を保つようにしましょう。
失敗させないコツその4.発根すれば鉢上げ
水の中で十分に根が出てきたら土に植えてあげましょう。上記の画像はフランスゴムですが、植え方は同じです。肥料などが入った土は挿し木には向きませんので、赤玉土やバーミキュライトなど清潔な土を使用しましょう。もし用意ができない方はホームセンターで挿し木用の土がありますので、こちらを使用するのもおすすめです。
鉢に土を入れたら、割り箸などであらかじめ穴をあけておくと、挿し穂をスムーズに挿すことができます。
失敗させないコツその5.たっぷりの水分を
水中で発根させた根は土に植えたときにうまく水分を吸収できないことがありますので、土の環境に慣れるまで水をたっぷり与えるようにしてください。徐々に水を与える間隔を空けて、3~5日に1度のペースで水やりをして、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。土の乾き具合に注意して、ウンベラータの様子をじっくり観察しながら、経過を見守りましょう。
ウンベラータを上手に増やしてグリーンのある暮らしを満喫
お気に入りのウンベラータを、上手に増やすことができたら楽しいですよね。小さ目の鉢で育てて、ミニ観葉植物として棚やテーブルに飾るのも素敵ですよ。挿し木で増やしたウンベラータを贈り物にしても喜ばれることと思います。挿し木で増やす方法は、初心者の方でも簡単にできておすすめですので、ぜひ一度挑戦してみてください。
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