初めてでも大丈夫!アガベの育て方を基礎から学ぶ
アガベは、メキシコを中心とした中央アメリカや、アメリカ南部に自生する観葉植物です。
鋭く放射状に成長する個性的な見た目が特徴。また、観葉植物の中でも非常に丈夫な種類に数えられ、初心者でも育てやすい植物として知られています。
今回は、アガベの特徴や育て方のポイントについて分かりやすく解説します。初めてアガベを育てる方や、アガベについて興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
目次
葉の形状や色合い、模様などが違う多彩な種類が揃っており、100種類以上の仲間が確認されるなど、バリエーションに富んでいます。
ちなみに、アガベの一種である「アガベ・テキラーナ(英名:ブルーアガベ)」は、有名なお酒テキーラの原料としてよく知られており、お酒好きにとっても馴染み深い観葉植物の一種です。
そのため、観葉植物の初心者の方でも育てやすく、長く成長を楽しめる種類です。
ここからは、アガベの育て方のポイントについて見ていきましょう。 1.置き場所アガベは暖かい乾燥地帯に自生しているため、日当たりが良く温暖な環境を好みます。
あまり日当たりの良くない環境で育てていると、軟弱な株に成長してしまうため、置き場所を選ぶ際は日当たりが良い場所を選ぶようにしましょう。また、湿度が高い環境も苦手としているため、風通しの良い場所ならより元気に育ちます。
日当たりで一点注意したいのが、夏場の直射日光です。あまり長時間強い日光に当たると、植物が弱ってしまいます。屋内ならカーテン越しに、屋外なら半日陰に置くなどして日光の当たり具合を調節してあげましょう。
まず、夏場は土の表面が乾いたタイミングで与えるようにします。アガベは多肉植物の仲間なので、葉や茎に水を溜め込んでおく習性があります。そのため、あまり頻繁に水やりをすると、根腐れを起こす原因になりかねません。土の乾燥状態を観察して、メリハリのある水やりを心がけてください。
冬場は、休眠状態となるため水やりの頻度を減らします。具体的には、土の表面が乾燥してから2~3日後を目安とします。気温がぐっと下がる時期なら、月に1~2回程度でも大丈夫です。葉の乾燥が気になるなら、霧吹きで葉水をしてあげると良いでしょう。
とはいえ、暑い乾燥地帯でも元気に育つ種類だけに、40℃近い高温にも耐えられます。その場合は、直射日光の当たり具合や、水やりのタイミングなどを調節するなどして管理してあげましょう。
日中の暑い時間に水を与えると、水がお湯のようになってしまい根が傷んでしまうため、涼しい早朝や夕方などがおすすめです。
アガベの中で多くの品種は冬の寒さに耐える「耐寒性」の強い種類としても有名で、冬越し温度は0℃となっています。一日を通して0度を下回らない環境なら、屋外でも越冬が可能です。
注意したいのが霜と水やり。寒さに強いアガベでも霜にあたると葉が傷んでしまいます。冬越し温度は0℃とご紹介しましたが、霜を避けるために5℃を下回るようになったら屋内に移動させておくと安心です。
また、冬の早朝や夕方以降の水やりは、水が凍って根を傷めかねないため、暖かい日中に水やりを行いましょう。
鉢に比べて株のサイズが大きすぎる場合や、水がなかなか浸みこまない場合や根詰まりが考えられる場合は植え替えを行いましょう。植え替えの時期は5~8月の成長期を選ぶようにします。
また、アガベの株元(根元)に生える小さな子株を切り離して植え替えると、株分けをすることができます。
アガベは非常に丈夫な観葉植物として知られており、育て方のポイントを押さえておけば初心者でも元気に育てられます。個性的な種類も多いことから、自分好みの品種を見つける楽しみも広がるでしょう。
APEGOでは観葉植物の専門店として、多彩な種類の観葉植物をご用意しています。アガベをはじめ、さまざまな種類を取り揃えていますので、お好みの一鉢をごゆっくりお選びください。
観葉植物の商品一覧はこちらから
鋭く放射状に成長する個性的な見た目が特徴。また、観葉植物の中でも非常に丈夫な種類に数えられ、初心者でも育てやすい植物として知られています。
今回は、アガベの特徴や育て方のポイントについて分かりやすく解説します。初めてアガベを育てる方や、アガベについて興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
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アガベとは?
アガベは、メキシコなどの中央アメリカやアメリカ南部、南アメリカ大陸などに広く分布する観葉植物です。リュウゼツラン科の科名に分類され、「リュウゼツラン」や「センチュリープランツ」という別名でも知られています。1.置き場所
多肉植物の仲間で、葉は多肉質でぽってりとした種類が多く、葉先にトゲが生える種類も少なくありません。根元から鋭く縦長の葉が放射状に生える個性的な見た目をしており、インテリア性も高い種類として人気です。葉の形状や色合い、模様などが違う多彩な種類が揃っており、100種類以上の仲間が確認されるなど、バリエーションに富んでいます。
ちなみに、アガベの一種である「アガベ・テキラーナ(英名:ブルーアガベ)」は、有名なお酒テキーラの原料としてよく知られており、お酒好きにとっても馴染み深い観葉植物の一種です。
とても丈夫で初心者にも育てやすい
アガベは乾燥地帯に自生することから、乾燥に強くとても丈夫なことで知られています。また、多くの品種が冬の寒さに耐える「耐寒性」の強い種類としても有名で、冬越し温度は0℃と、温暖な地域では屋外でも越冬することができます。そのため、観葉植物の初心者の方でも育てやすく、長く成長を楽しめる種類です。
アガベの育て方のポイント
とても丈夫なアガベですが、育て方のポイントをしっかり押さえておけばより元気な姿を見せてくれます。ここからは、アガベの育て方のポイントについて見ていきましょう。 1.置き場所アガベは暖かい乾燥地帯に自生しているため、日当たりが良く温暖な環境を好みます。
あまり日当たりの良くない環境で育てていると、軟弱な株に成長してしまうため、置き場所を選ぶ際は日当たりが良い場所を選ぶようにしましょう。また、湿度が高い環境も苦手としているため、風通しの良い場所ならより元気に育ちます。
日当たりで一点注意したいのが、夏場の直射日光です。あまり長時間強い日光に当たると、植物が弱ってしまいます。屋内ならカーテン越しに、屋外なら半日陰に置くなどして日光の当たり具合を調節してあげましょう。
2.水やり
アガベの水やりは、夏場と冬場で与え方を変えるようにしましょう。まず、夏場は土の表面が乾いたタイミングで与えるようにします。アガベは多肉植物の仲間なので、葉や茎に水を溜め込んでおく習性があります。そのため、あまり頻繁に水やりをすると、根腐れを起こす原因になりかねません。土の乾燥状態を観察して、メリハリのある水やりを心がけてください。
冬場は、休眠状態となるため水やりの頻度を減らします。具体的には、土の表面が乾燥してから2~3日後を目安とします。気温がぐっと下がる時期なら、月に1~2回程度でも大丈夫です。葉の乾燥が気になるなら、霧吹きで葉水をしてあげると良いでしょう。
3.温度管理
アガベの成長に適した温度の目安は、20~30℃程度とされています。とはいえ、暑い乾燥地帯でも元気に育つ種類だけに、40℃近い高温にも耐えられます。その場合は、直射日光の当たり具合や、水やりのタイミングなどを調節するなどして管理してあげましょう。
日中の暑い時間に水を与えると、水がお湯のようになってしまい根が傷んでしまうため、涼しい早朝や夕方などがおすすめです。
アガベの中で多くの品種は冬の寒さに耐える「耐寒性」の強い種類としても有名で、冬越し温度は0℃となっています。一日を通して0度を下回らない環境なら、屋外でも越冬が可能です。
注意したいのが霜と水やり。寒さに強いアガベでも霜にあたると葉が傷んでしまいます。冬越し温度は0℃とご紹介しましたが、霜を避けるために5℃を下回るようになったら屋内に移動させておくと安心です。
また、冬の早朝や夕方以降の水やりは、水が凍って根を傷めかねないため、暖かい日中に水やりを行いましょう。
4.植え替え
ある程度成長したアガベは、鉢の植え替えを行うとより大きく成長します。鉢に比べて株のサイズが大きすぎる場合や、水がなかなか浸みこまない場合や根詰まりが考えられる場合は植え替えを行いましょう。植え替えの時期は5~8月の成長期を選ぶようにします。
また、アガベの株元(根元)に生える小さな子株を切り離して植え替えると、株分けをすることができます。
アガベは初心者にもおすすめの観葉植物
今回は、アガベの特徴や育て方のポイントについてご紹介しました。アガベは非常に丈夫な観葉植物として知られており、育て方のポイントを押さえておけば初心者でも元気に育てられます。個性的な種類も多いことから、自分好みの品種を見つける楽しみも広がるでしょう。
APEGOでは観葉植物の専門店として、多彩な種類の観葉植物をご用意しています。アガベをはじめ、さまざまな種類を取り揃えていますので、お好みの一鉢をごゆっくりお選びください。
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