ベンジャミン・バロックの株分けの方法

くるりとカールした可愛らしい葉っぱが特徴のベンジャミンバロックですが、成長するにしたがい株分けを検討する方も多いのではないでしょうか。
株分けとは大きく成長した株をいくつかの株に分けることをいいます。株を増やしたい場合や、大きく育ち過ぎた株を分けることで、あらたに成長を促すことが目的です。
今回は、ベンジャミンバロックの株分けの方法を順を追って解説します。

目次

ベンジャミンバロックとはくるくるカールした葉が特徴の観葉植物

ベンジャミンバロックベンジャミンバロックとは、東南アジアやインドを原産地とする観葉植物です。くるくるとカールした可愛らしい葉っぱが特徴的で、ライムグリーンの青々とした色合いが空間を明るく彩ってくれます。
比較的暖かい環境を好み、明るい環境に置くことで元気に成長してくれます。丈夫で成長も早いため、初心者の方でも育てやすい観葉植物として人気です。

ベンジャミンバロックの株分けの方法3つのステップ

植え替え成長が早い観葉植物としてご紹介したベンジャミンバロックですが、大きく成長すると株分けを検討する愛好家も少なくありません。
株分けとは、大きく成長した株をいくつかの株に分けて、数を増やしていく方法のことをいいます。
あまり長い期間同じ鉢で育ててしまうと、鉢が窮屈になってしまい根詰まりを起こしてしまいます。根詰まりは成長のスピードを鈍化させるだけでなく、株が枯れてしまう原因ともなるため、定期的に植え替えや株分けを行うことで植物を元気な状態に保つことができます。
では、ベンジャミンバロックの株分けの方法を3つのステップに分けてご説明します。

ステップ1.鉢から株を取り出し土を落とす

まずは、鉢からベンジャミンバロックを取り出し余分な土を落としていきましょう。
株を取り出す際は、できるだけ株の根元を持ち、ゆっくりとダメージを与えないよう注意しながら取り出します。勢いよく引っ張ってしまうと、根が不自然に千切れるなどしてダメージを与えるため、できるだけ丁寧に取り出してあげましょう。
株を取り出したたら、根についている余分な土を落としていきます。手で優しくほぐすように土を落としていくのがポイントです。

ステップ2.手を使って株を分ける

次に、手を使って株を複数に分けてあげましょう。
新しく株分けするために用意した鉢のサイズを目安に、株分けを行っていきます。ハサミやナイフを使う場合もありますが、根にダメージを与えないためにもできるだけ手を使って行うのがおすすめです。
ただ、根が伸びすぎていると感じた場合は、ハサミで長さを整えてあげると良いでしょう。

ステップ3.新しい鉢に植え替える

最後に、新しく用意しておいた鉢に植え替えを行いましょう。
植え替えの際には、できるだけ今まで使っていた古い土は使用しないようにします。古い土には栄養分が少なく、成長を阻害する細菌が繁殖している恐れがあります。株分け後により元気に成長してもらうためにも、新しい土を用意しておくと良いでしょう。
土はホームセンターなどで販売されている観葉植物用の土で問題ありません。ベンジャミンバロックは水はけの良い状態を好むため、適度に赤玉土を配合しても大丈夫です。
ある程度、底部に土を入れておき、そこに株分けした株を載せるようにして置きます。株が倒れたり斜めにならないよう注意しながら、周辺を囲むようにして土を被せていきましょう。隙間を作らないために、割りばしや長めの菜箸などで土を沈み込ませながら植え替えを行います。
無事株分けが終わったら、最後にたっぷりと水を与えてあげましょう。

株分けは5月~7月の成長期に行う

さて、ここまでベンジャミンバロックの株分けの手順をご紹介しましたが、一点覚えておきたいのが株分けは5月~7月の暖かい季節に行うということ。
この時期はベンジャミンバロックにとって成長期にあたり、株分けのダメージを最小限に抑えることができます。一方冬場の寒い季節は、ベンジャミンバロックの休眠期にあたります。この時期に株分けをして無理に植物に刺激を与えると、ダメージを与えてしまいかねません。
根詰まりがよほど酷いといった状況でなければ、株分けはできるだけ5月~7月の成長期に行いましょう。

APEGOなら豊富な種類の観葉植物を選ぶことができる

今回は、ベンジャミンバロックの株分けについてご紹介しました。
ベンジャミンバロックは観葉植物の中でも成長スピードが早いため、ある程度大きくなったら植え替えや株分けを行い、成長を促すのがおすすめです。
APEGOでは、ベンジャミンバロックをはじめ豊富な種類の観葉植物を取り扱っています。今回ご紹介した株分けの方法をはじめ、植物の育て方の相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
ベンジャミン・バロックの
商品一覧はこちら