間違って観葉植物を倒しちゃったときの対処法

「観葉植物を動かしていたら、うっかり倒してしまった…!」

観葉植物を育てていると、こんなアクシデントに出くわすこともありますよね。大事に育てている植物が枯れてしまわないか不安になってしまいます。

そこで今回は、観葉植物を倒したときの対処法について解説します。チェックポイントや、具体的な対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

観葉植物を倒したときの3つのチェックポイントと対処法

植え替え「大切に育てている観葉植物を間違って倒してしまった」、というトラブルは意外と多いものです。移動や掃除のときに倒してしまうことや、お子様や飼っているペットが誤って倒してしまうこともあります。

では観葉植物を倒したときは、まずどのようなことをチェックすればよいのでしょうか?具体的な対処法と合わせてみていきましょう。

1.枝や茎が傷んでいないか確認する

1つ目のチェックポイントは、枝や茎が傷んでいないか確認することです。

パキラやウンベラータなど、観葉植物には枝や茎が長い種類が多くあります。間違って倒してしまった際に、枝や茎が曲がったり折れてしまうことも考えられます。まずは、こうした曲がりや折れで観葉植物が傷んでいないかを確認しましょう。

【対処法】
もし曲がりや折れがあれば、適切な手入れをしてあげましょう。

曲がりは園芸店などで販売しているフローラルテープを使って補強してあげましょう。もし葉の重みで倒れてしまうようなら、一時的に紐や支柱を使って支えてあげます。

日数を置いても葉の枯れや変色がなければ、そのままで大丈夫です。

しかし曲がりが激しい場合やぽきっと折れてしまっている場合は、枝や茎を切り落として対処します。折れた箇所のやや下部分を園芸用のハサミやカッターできれいにカットしてあげてください。

切れ味の悪いハサミやカッターを使うと、切り口の細胞を潰してしまいその後の成長に影響を与えるので、注意しましょう。

また、カットした枝や茎は、挿し木などで育てることができるので、別の鉢を用意して育ててあげてもよいでしょう。

2.土の量が減っていないか確認する

2つ目は、土の量が減っていないか確認すること。
観葉植物を倒してしまうと、土がこぼれてしまうことがあります。少量であればそのままで問題ないですが、大量にこぼれてしまった場合は適切な対処が必要です。目安としては、
  • 観葉植物の根の部分が露出していないこと
  • 土が減った状態でも株が安定して立っていること

といったポイントをチェックしておきましょう。

【対処法】
根の部分が露出したり株が不安定な状態なら、土を追加してあげます。こぼれてしまった土をそのまま戻してしまうと、ゴミやほこり、病原菌が混ざってしまう恐れがあります。

保管している清潔な土や、園芸店で追加用の土を購入して使用してください。
また、あまりに大量の土がこぼれた場合は、植え替えを検討しましょう。

3.鉢にヒビや割れがないかチェックする

3つ目は鉢にヒビや割れがないかチェックすることです。
観葉植物が倒れた衝撃で、鉢にヒビが入ったり割れてしまうことがあります。小さなヒビや、鉢の上部分が欠けた程度ならそのまま様子を見てください。
しかし大きなヒビや割れは、水漏れや根が傷んでしまっている恐れがあるため、注意が必要です。

【対処法】
大きなヒビや割れがあった際の対処法は、植え替えです。

植え替えをおこなう際は、時期に配慮してあげましょう。観葉植物の成長期は5月~10月頃で、この期間の植え替えであれば問題はありません。

しかし、冬場の寒い季節は休眠期にあたるため、植え替えによる環境の変化が大きなダメージとなってしまいます。
根鉢どうしても鉢の損傷が大きく冬場に植え替えを行うときは、「根鉢」のまま植え替えてあげましょう。根鉢とは鉢から株を取り出したときに、土と根がいっしょになっている状態をいいます。そのまま同じサイズの鉢にそっと植え替え、周辺の隙間部分だけ土を追加してあげましょう。

植え替え後は今までと室温や日当たりが大きく変わらない環境を置き場所に選んで、経過を注意深く観察してください。

APEGOなら観葉植物の育て方や特徴も相談できる

観葉植物を倒してしまったときは、ついつい慌ててしまい対処に困ってしまいます。もし間違って倒してしまったときは、
  1. 枝や茎が傷んでいないか
  2. 土の量が減っていないか
  3. 鉢にヒビや割れがないか
の3つのポイントを確認し、それぞれ適切な対処をしてあげましょう。対策さえきちんとしておけば、観葉植物はその後も元気な姿を保ってくれるはずです。

観葉植物の専門店APEGOでは、観葉植物のお取り扱いはもちろん、育て方や種類ごとの特徴についての情報も発信しています。観葉植物を育てていて困ったことがあれば、ご相談もお受けしていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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