穏やかな雰囲気が魅力的なポリシャスの育て方を解説!

トーンの明るい緑の葉色と、ボリューム感のある樹形が特徴のポリシャス。台湾では縁起の良い観葉植物の種類として知られており、国内でも園芸種として贈り物や観賞用として人気を集めています。
今回はポリシャスの特徴や育て方のポイントについて解説します。

目次

ポリシャスとは?

ポリシャス 観葉植物ポリシャスとはアフリカや熱帯アジア、ポリネシア地域を原産とする常緑の観葉植物です。100種類程度が自生しており、葉の形状や色合いは種類によって特徴が異なります。またサイズも数十センチの小さいものから最大5メートルに成長する大きいものまで、バラエティに富んだ観葉植物です。
しっかりとした幹にトーンの明るい葉が集まるようにして成長するのが特徴で、葉はしっとりとした優しい質感をしています。どことなく和のテイストも感じさせ、国内でも人気の観葉植物として知られています。とくに斑入りの種類は独特の魅力を感じさせ、インテリアグリーンとして存在感を発揮してくれるでしょう。
ギザギザとした葉がモミジの様に見えることから「タイワンモミジ」という名前でも流通しています。

花言葉は「大切な思い出」

ポリシャスの花言葉は「大切な思い出」。見た目の美しさはもちろんですが、花言葉のポジティブなイメージから贈り物として人気です。台湾では「富貴樹」という名前で開運招福や商売繁盛といった幸福を呼ぶ観葉植物として親しまれ、古くから大切に育てられてきました。
友人や家族へのお祝いや、お店の開業や移転のお祝いにはぴったりの観葉植物でしょう。

ポリシャスの育て方3つのポイント

ポリシャスここからはポリシャスの育て方について、水やり・温度・置き場所の3つの視点からポイントをご紹介します。

【水やり】

【水やり】ポリシャスの水やりは、土の表面が乾いたタイミングを目安に与えてください。水切れには弱いため、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えましょう。冬場は成長が鈍くなるのに合わせて、徐々に水やりの間隔を空けていきます。表面の土が乾いてから2~3日程度を目安に、もっとも寒い季節は1週間程度間隔を空けて大丈夫です。
ポリシャスは葉が密集するように成長するため、害虫のハダニが発生しがちです。霧吹きを使って定期的に葉水をしておくと、害虫を予防するだけでなく葉の乾燥を防ぎ元気な状態を保てます。

【温度】

ポリシャスは暖かい環境を好みます。15℃以上を保つと元気な状態を保てるでしょう。一方で寒さには弱い特徴があるため、冬場の管理には注意が必要です。日中を通して8℃を下回るようなら、屋内に移動して冬越しをしてください。

【置き場所】

置き場所を選ぶ際は明るい場所を選んでください。直射日光は必要ありませんが、室内で育てる場合は窓の近くなど明るい場所を好みます。2~3日に一回程度、ベランダや庭で日光浴をさせるとよく育ちます。
日光浴をさせる場合は夏場の直射日光に注意してください。夏の日差しは刺激が強く、長く当たっていると葉焼けを起こしてしまいます。夏場に日光浴をさせる際は、午前中や夕方の日差しが弱い時間を選んだり、レースのカーテン越しなど遮光できる環境を選びましょう。

成長に合わせて剪定や植え替えを行う

ポリシャスは成長すると背丈が伸びてきます。葉もどんどんと成長するため、どうしても全体のバランスが悪くなってしまいます。こういった場合は、剪定や植え替えをして生育環境を整えてあげてください。
剪定は成長期の5月~6月がもっとも適しています。全体のバランスを見ながら、枯れた枝や葉を刈りこんでいきましょう。剪定により風通しが良くなると、害虫を予防する効果があります。
植え替えも5月~6月が適期です。用土は一般的な園芸用の土を使い、株の周りの土を軽く落として、古い根や長く伸びすぎた根を切り詰めてから植え替えましょう。根元の葉が黄色く変色したり、水の染み込みが悪いときは根詰まりを起こしている可能性があります。この場合は適期の5月~6月に限らず、成長期の5月~9月であればすぐに植え替えをしてあげましょう。

APEGOの観葉植物はすべて写真現物の一点もの

ポリシャスはトーンの明るい緑色の葉色と、ボリューム感のある樹形が特徴の観葉植物です。モミジに似たギザギザの葉も特徴的で、どことなく和のテイストを感じさせるのもこの植物の魅力でしょう。幸福を招く植物としても知られており、贈り物やプレゼントに選ぶにはおすすめです。
APEGOではポリシャスをはじめ、多彩な種類の観葉植物をご用意しています。商品はすべて写真現物の一点ものなので、気に入った見た目の植物をお手元までそのままお届けします。
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