観葉植物の水やりで注意する2つのポイント
観葉植物の水やりの基本が身に付いたら、ぜひ覚えてほしい注意点があります。実は水やりは年間を通して、まったく同じではありません。観葉植物の性質に触れながら、2つのポイントをご紹介していきます。
屋外や屋内でも、日当たりが良い場所での管理の場合は、気温の高い日中の水やりは避けてください。蒸発した水分は意外と高温で、葉が弱る原因になります。朝の陽ざしが柔らかい時間帯に行いましょう。
気温が15℃以下の日が続くようになったら、徐々に水やりの間隔をあけて、寒い冬場は水やりの頻度に注意が必要です。どうしても気になる場合は、用土が乾燥して4~7日してから、基本どおりたっぷりのお水を与えましょう。
この手の観葉植物は、数日間、水を与えなくても問題ありませんが、水の与えすぎで簡単に根腐れをおこし枯れてしまいます。お持ちの観葉植物が、どんな特性を持っているのか調べると、水やりの注意点がわかると思います。
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ポイント1 水やりの季節
四季の移り変わりで、観葉植物も活発になったり休止したりします。コンディションによっては、水やりの方法を変えましょう。水やりが頻繁な「成長期」は春~夏場にかけて
ほとんどの観葉植物は、気温が20度前後になる5月から9月頃まで、生長期に向かっていきます。「生長期」とは、その名の通り活発に育っていく時期です。この時期に肥料や水分をタイミングよく与えることで、上手に育てられます。暑さによって土の乾燥が早くなるため、よく観察して水やりの間隔を見計らいましょう。水やりの適した時間帯
室内であれば、特に決めずに与えて構いませんが、できれば同じ時間帯に与える方が、水やりする人間も植物もストレスにならないでしょう。屋外や屋内でも、日当たりが良い場所での管理の場合は、気温の高い日中の水やりは避けてください。蒸発した水分は意外と高温で、葉が弱る原因になります。朝の陽ざしが柔らかい時間帯に行いましょう。
冬場の水やりはほどほどに
夏に成長期を迎える観葉植物。逆に冬は「休眠期」を迎えます。主に暖かい地域生まれの観葉植物は、寒くなると活動を抑えて越冬するため、わずかな水分で過ごします。そのため、この時期に生長期と同じ水やりをすると用土の中は飽和状態になり、根腐れの原因になるので注意しましょう。気温が15℃以下の日が続くようになったら、徐々に水やりの間隔をあけて、寒い冬場は水やりの頻度に注意が必要です。どうしても気になる場合は、用土が乾燥して4~7日してから、基本どおりたっぷりのお水を与えましょう。
ポイント2 品種ごとの水やり
季節ごとに違う水やりですが、品種によっても変わります。草花と違い、毎日水やりの必要のない観葉植物ですが、その中でもひときわ乾燥に強い品種があります。乾燥を好む観葉植物
乾燥に強い品種として有名なのは、以下の3つです。- サンスベリア
- アロエ
- サボテン
水を与えるタイミング
土の表面が「しっかり乾き、1㎝ほど指を入れて水分を感じない」状態から2~3日後に、底から水が出るくらいたっぷりとお水を与えます。イメージは「用土にほとんど水分がなくなって」からです。この手の観葉植物は、数日間、水を与えなくても問題ありませんが、水の与えすぎで簡単に根腐れをおこし枯れてしまいます。お持ちの観葉植物が、どんな特性を持っているのか調べると、水やりの注意点がわかると思います。
よく観察しながら水やりしましょう
基本の水やりを押さえた上で、季節と観葉植物の好みを生かした水やりの方法を見つけてみましょう。毎日触れることで、観葉植物は生き生きとした姿を見せます。APEGOでは、季節ごとの管理法をわかりやすく書いた「育て方カード」を商品と一緒にお送りしています。観葉植物の初心者はもちろん、大切な方への贈り物にも安心してご利用いただけます。
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