ウンベラータの生長スピード
ハート形の葉がとてもかわいく、インテリアグリーンとしても人気のウンベラータ。しっかりとした枝ぶりや個性的な樹形のものまでさまざまな樹形があります。
日本の気候風土とも割と相性が良く、育てやすいため人気のウンベラータですが、丈夫で生長が早いが故の注意点をまとめてみました。
>> ウンベラータの育て方特集もチェック！ウンベラータの生長速度はどれくらい？
ウンベラータは生長が早く、1年で20cmほど伸びると言われています。環境が良ければ20～30cm程しかなかったウンベラータが、5年くらい経つと3mにまで生長して、天井高まで大きくなってしまったということもあるそうです。
購入するなら、大きいサイズのウンベラータも魅力的ですが、小ぶりのサイズを選んで、自分で愛情を込めて育てて、ウンベラータの生長の速さを、身近に感じるのもオススメですよ。
時季によって変化するウンベラータの生長
春から秋にかけては生長期なので、順調に成長します。特に６月～８月は気温が高いこともあり、ものすごい勢いで生長します。しかし気温が15度を下回るようになる10月くらいから、一気に生長が鈍化します。11月～2月ごろまでは、ほとんど生長しません。
もし冬に葉が傷んでしまった場合でも、「春からの生長期に冬に傷んだ葉のそれ以上の新しい葉が出てきた！」というお話もよく耳にしますので、ウンベラータの生命力には、目を見張るものがあります。
生長期にあまり生長しない場合の対処法
春～秋の生長期になってもあまり生長しないようでしたら、次の点を確認してみてください。
鉢の底を見てみる
通常、鉢の底には穴が開いていますが、もし鉢の中が根でいっぱいになると根が行き先を失って、鉢底の穴から外に出てきてしまいます。このように根詰まりを起こすと、生長期であっても生長が極端に悪くなりますので、一回り大きな鉢に植え替えが必要です。
屋外へ出して日光浴させてみる
室内だけで育てていると、日照不足などの理由から生長スピードが落ちることがあります。春～秋にかけての気温の高い時期は、屋外でしっかりと日光に当てて育てましょう。
しかし、7月～９月のように人間の肌も日焼けをしてしまうような強い日光の季節は葉も焼けてしまいますので、午前中のみ日が当たるような場所に置くことが理想的です。
生長し過ぎてしまった場合の対処法
ウンベラータは大きく育つと、お部屋の天井高に迫るほど生長します。大きくなり過ぎた場合は、春に葉や枝を切り落とすなどの剪定を行いましょう。
生長期に向けて日当たりの良い場所で管理してあげれば、夏には新しい芽をたくさん出してくれます。
ウンベラータの生長を長く楽しむために
植物と上手に暮らしていくには、植物の様子をじっくり観察して、些細な変化も見逃さないことが大切です。様子を見ていていつもと違うと感じたら、それは植物からのサインですので見逃さず、適切な対処をしてあげましょう。
愛称をつけて大切に育てている方も多く、それだけ魅力的な植物です。愛情を注げばその分、元気に生長して応えてくれるはずです。お気に入りのウンベラータの生長を、楽しみにしながら育てるのも、なかなかいいものですよ。
APEGOの観葉植物はこだわりの1点ものばかりですので、お気に入りのウンベラータを見つけた時がお買い求めいただくチャンスです。ぜひ一度ショップを覗いてみてくださいね！
