観葉植物が枯れた時はどうすれば良い?そして復活させる方法は?

お気に入りの観葉植物が枯れた経験はありませんか?大事に育てていた観葉植物が枯れてしまうとショックですよね。今回は、観葉植物が枯れる原因を知って、そのうえでどのように対処すればよいのかご紹介します。

観葉植物が枯れる原因は?

まずは、観葉植物が枯れた原因を知ることが大切です。その代表的な原因をご紹介します。

湿度不足

観葉植物の葉に湿度を与えていることを解説した画像

観葉植物は根からしか水を吸収しないと思われがちですが、実は葉っぱからも水分を吸収するんです!しかも葉っぱからダイレクトに吸収できるので、葉っぱがピンっと張りがある状態を保つことができます!

上記の画像のように葉の表裏にしっかりと霧吹きで水を吹き付けます。暖かい気候の良い季節は屋外で葉のほこりを洗い流すようにシャワーをしてあげるのもいいですね!

水が足りていない

葉が垂れたり、黄色くしぼみ、萎れて元気がない状態が水切れのサイン。変色した部分はもう回復しませんのでカットしてください。どんな植物でも必要な水を与えられなければ、枯れてしまいます。

観葉植物の水の与え方を解説した画像

一番いけない水やりの方法は少しの量を毎日あげること。少しの量だと土全体に水が行き渡らないので、その部分の根が水分を吸収できずに水枯れの状態になります。水やりの際は上記の画像のようにたっぷりと与え、鉢底から水が出てくるまでしっかり水やりをしましょう。

観葉植物の水やりの効果を解説した画像

水やりには根に水分を供給する役割以外に酸素を供給して鉢の中に溜まったガスを押し出す役割があります。
上記の画像のように水が酸素を供給し、古いガスを押し出す役割をしていますので、ぜひ水やりは鉢底から出るくらい、たっぷりと与えるようにしてくださいね!

日に当たり過ぎたことによる「葉焼け」

観葉植物の葉やけを解説した画像

植物を育てるには日光は欠かせませんが、日に当たり過ぎると葉が焼けてしまいます。人間でいう日焼けと同様の現象ですが、放置していると葉が真っ黒になり、すぐに枯れてしまうことに繋がります。真夏の直射日光を避けることはもちろんですが、春~初夏にかけても西日には注意が必要です。

日光不足

新芽が出てきたのにビヨーンと長く伸びてしまった経験はありませんか?そのまま生長するとだらしのない葉になってしまいます。

日光が不足するとこのように新芽が大幅に伸びます。これを徒長と言います。

徒長の原因は日光が不足すると、植物が必要な葉緑素を作ることができず光を探し求めて伸びます。そのために新芽が伸びてしまうんです。しっかりと日照があると光を探すことがありませんので徒長しません。

根詰まり

観葉植物の根詰まりの状態を解説した画像

根詰まりとは鉢の中に根がつまっている状態です。根詰まりの症状としては水を与えてもしみ込まない、鉢底から根が出てきている、最近葉が黄色っぽくなってきた、新芽が出る季節なのに新芽が出ない、などなどの症状があります。

観葉植物の植替えの鉢の大きさを解説した画像
対策としては3月~6月に、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。根と葉を切りコンパクトにして同じ鉢に植え替えることもできますが、その場合も土は新しい土に取り換えるのがおすすめです。
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根腐れ

根が腐ってしまった状態です。根腐れ一見、気づきにくいため、ある日突然枯れてしまいます。症状としては土から腐敗臭がしたり、幹や茎が腐ってくる場合は根腐れの可能性があります。

原因としては受皿に水が常時たまっていたり、風通しが悪く、水やりの回数が多すぎて水分過多な環境が原因としては考えられます。対処法は植え替えしかありません。腐った根と周りの土を丁寧に取り除き、植え替えましょう。

観葉植物が枯れたとしても復活する場合もあります

観葉植物は枯れたと思っても、復活することがあります。乾燥や葉やけで葉がたくさん枯れた場合は、枯れた葉を落として直射日光の当たらない場所に置いておくと、根が生きていれば新しい芽が出てきます。

また、多肉植物などの生命力が強い観葉植物は、挿し木や葉挿しをしてみると新しい根を発根させる可能性もありますので、ぜひ試してみてください。

観葉植物の葉や土は毎日確認しましょう

観葉植物が枯れた時のサインは、意外とわかりやすいもの。観葉植物の育てやすい生育条件を今一度確認しましょう。

APEGOでは、育てやすい観葉植物を豊富に取り揃えています。育てる環境に合わせてお好みの観葉植物もきっと見つかるはずです。観葉植物をお探しの際は、ぜひご覧ください。

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